| テーマ3:自治体を考える指標 |
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テーマ3:自治体を考える指標前回は相模原市の経営状況が簡単にわかる仕組みを取り入れるべきであるというお話でした。では、実際にどのような指標で市の経営状況を評価したら良いのでしょうか?市役所は民間企業とは違って、儲けを出すことが目的ではありません。私は市役所の目的は、限られた収入を効率的に使い、住民に対してサービスを行うことだと考えます。 だから、評価すべきは「効率(コスト)」と、どれだけ「効果(効果的なサービス提供)」があったのか等複数の視点から評価をするべきだと思います。もし、収支を改善するという観点のみで評価を行うと、経費を節減することにばかり集中することになります。例えば、事業を取りやめたり、窓口や施設の運営 時間を短くしたりすることなどです。(皆さんの身の回りにはこういうことはありませんか?)相模原市の話ではありませんが、実際に収支改善のために市役所 で多くの事業を取りやめた結果、仕事もない職員がたくさんいるという冗談のような話も聞きます。(公務員は民間企業のように、会社の規模に合わせて削減す ることが非常に難しいのでよりいっそうこうしたことは起こりやすくなります。)当然のことですが、これでは収支は改善されても住民サービスは明らかに低下 しています。本来であれば、費用と効果のバランスが重要なことです。
相模原市でも一部に数値目標を設定し、それに向かって事業運営を行うことを発表しています。例えば、「街づくり指標」などを設定していますが、目標 とする「満足度調査の数値」であるとか「木を何本植える」とか、「バリアフリー化XX%」というだけでは達成の度合いを見ることはできても、その効率性は 全くわかりません。同じ目標の達成にしても、税金を大量に使って達成したのと、費用をかけずに現場の皆さんの知恵や工夫で成し遂げられたものとでは大きな 違いがあるのではないでしょうか?私は、こうした単一的なものではなく、費用と効果をセットにした形でわかりやすい指標づくりを目指したいと思います。 より良い指標づくりで効率の改善を私は、費用対効果を中心にした指標作りをするべきだと考えています。こうすることで、効率の悪い事業を見直し、サービスの質を下げることなく費用を削減できると考えています。
また、投資的な支出については金額も大きいことから、より慎重に評価をする必要があります。将来に対する甘すぎる見通しに基づいて事業を進めた結 果、厚生年金の関連事業や、第三セクターは大きな痛手を受けました。しかし、全く投資というものをしなければ、将来生み出されるはずだった利益を失うこと にもつながりかねません。相模原市のために、私が今まで仕事を通じて身につけてきたものを生かすことができると信じています。 |

